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直火式焼印が適してる場合はどの様な場合ですか?

 普通に考えてコンセントに差すだけで印面が加熱される電気ゴテ式に比べ火で炙って使う直火式に何のメリットがあるのでしょうか?焼印は元々昔から火で炙って使う物とこだわって注文される方も非常に多いですが、実際に電気ゴテ式より適してるメリットが御座います

  まず一つに電気ゴテ式より熱量が強い特徴があります。電気ゴテ式の場合通常は450度~550度程度までしか温度が上がりません。550度と聞きますと高温のように思えますが、食品系の捺す物によっては瞬発的な熱量で一気に焦がさなければ駄目な場合が多々御座います。例えば典型的なのが饅頭に捺す場合で、生地や饅頭の温度にもよりますが熱量が足りないと印面に生地が張り付きます。故に和菓子屋さんからの注文は圧倒的に食品用L型直火式での注文が多いです。

 次に大型の印面にも対応してることです。確かに大きい印面は火で加熱するのに時間を要して大変ですが、電気ゴテ式では取り付け可能な印面の大きさが通常は80ミリ丸程度の大きさが限度です。それ以上大きいと電気ゴテでは熱が伝わらない場合が御座います。また極端に横長や縦長のデザインの場合、電気ゴテ式ですと取り付け部分が中心ですので、中心と端に温度誤差が生じまして焼け具合にムラが出る場合が御座います。その点、直火式の場合は均等に炙って頂ければ解決します  

 もう1点は、電源を確保する場合が用意でない場所では直火式が便利です。 例えば屋外での作業で電気ゴテではケーブルが長すぎたり、届かない場合が多々御座います。また焼印を捺す場所が都度違う場合、一々電源を抜いたり指したりし、電気ゴテが加熱されるまで待つのが面倒なケースも多々見受けられお問い合わせがあります  
 
  最後に直火式は安くて耐久性があるということです。当社で電気ゴテ式焼印をご注文された場合の金額は「印面製作料金+電気ゴテ代」が内訳となります。直火式焼印は単純に「印面製作料金」が直火式焼印の製作料金となりますので電気ゴテが不要な分、安価に上がります。  また電気ゴテ式焼印は真鍮で製作するのに対し直火式は鋳鉄(銑鉄)で印面を製作しております。鋳鉄は熱伝導性は低いですが穂熱性は強く、熱の耐久性に富んであります。また非常に耐久性と強度がありますので破損や変形に強い根強いファンが非常に多いです。

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