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食品用L型直火式何故L型なのですか?

 正直申しまして私どもとしましても明確な理由はお答えできませんが、昔から和菓子屋さん等で食品用に捺す焼印は印面の後ろでL型に曲がってる次第です。確かに饅頭やどら焼きに木などに押す際はまっすぐ上から力を入れて捺し付ける必要がないのでポントンと当てるよな感じで捺す場合には形状的にも非常に便利で捺しやすいです  

 では御菓子屋さんに何故L型直火式でなければならないのかと聞いてみますと、L型直火式でなければ、業務用の焼印用コンロ(焼印用バーナー)に乗せて印面を正面から炙って置いておけないからという回答が非常に多いのが現場からの声が大半でした。 またガスコンロ等にて炙る場合、コンロの横にブロックを置いてL型直火式の載せて炙ると必然と自重で印面がガスコンロの火の方に向きますので印面が正面から加熱されます

 故に諸説、見解が御座いますが実際当社への注文で食品に限れば圧倒的にL型直火式が大多数です。ですが真っ直ぐ上から捺したい理由や木工などのクラフト用としても使いたい場合は真っ直ぐな仕様でご注文される場合も多々御座いますの。また食品用及びクラフト用としても両方の用途として使いたい場合はストレート直火式での製作をお勧めいたします。

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