★ステンレス焼印の需要
普段弊社サイトでは真鍮で製作する電気ゴテ式焼印と火であぶる耐久性を考慮し鋳鉄で製作する直火式焼印で受注しております。そんな中ステンレスで焼印を製作してほしいと要望が多くあり大まかに2つの理由があります。
1つに電気ゴテ式焼印いてヘビーに焼印を使われるお客様にて電気ゴテの消耗や故障と同じくらい印面の摩耗に困られてるケースです。特に食品に押す場合が印面に付着するケースが多かったり素材の水分や塩分、中には酸で印面が腐食し早く摩耗してしまいます。
もう一つの理由は食に対する安全性についての不安です。直火式の印面は鋳鉄ですので問題ございませんが、電気ゴテ式の真鍮に含まれる成分を気にされております。弊社ではその点を考慮しカドミウムを含まない真鍮を用いております。その点につきまして食品衛生に関する観点では使い方に間違いがなかればという一文があり使用しておりますが、それでも銅合金ということで懸念されるケースもありステンレスの需要は多い傾向にあります
★ステンレスと鋳鉄の比較
使用者の感想
和菓子屋さんに御協力いただきました上で正確に使用期間ではありませんが各々約2年半、週4日程度使用して頂きました焼印の状態の印面です。仕様は食品用L型直火式で厳しい環境での使用です。
一見大差御座いませんが若干鋳鉄の方が摩耗しており焼印も少々錆による腐食は有りますが、平面精度も超硬で全然まだまだ使える状態ではあり、焼印を捺した仕上がりも大差御座いませんが印面の状態はステンレスと比較しますと比較しますと一目瞭然です。毎日手入れはしてるもの若干の赤く錆が浮いております。
それに対してステンレスは過熱による印面に歪みが若干あるものの食品に捺すレベルであれば全く問題御座いません。殆ど腐食の無い状態で当然使用可能な状態です
使い勝手は使用者の好みに寄りますが、鋳鉄の方が過熱が早く使用可能です。それに対してステンレスは加熱に時間が掛かるものの鋳鉄より冷めにくく、鋳鉄より連続して作業が出来るメリットがあります。
価格につきましてはステンレスの方が当然高くなります。デザインや大きさによっては5割くらい割高になるケースが御座います。
まとめ
印面の大きな摩耗の差は感じにくいものの、使用後に油を含ませるなど防錆び対策のお手入れのをしてても、圧倒的に鋳鉄よりステンレスの方が錆びも無く良い状態で衛生で長く使えると思います
ステンレスには印面に若干の歪みが確認できたので歪みが気になるユーザー様には大きい焼印には推奨できません。目安としては50×50ミリ以下での製作を推奨します。
価格につきましては安価な鋳鉄製と比べますとデザインや大きさにもよりますがステンレスの方が5割くらい高くなるケースが御座います。
★ケースや予算、状況で選びましょう
ステンレスが焼印に最適だと思われてるユーザーは多いですが、前期の点を踏まえますと必ずしもステンレスが最適ではないとい言うことがお分かりいただけたかと思います。
勿論ステンレスは素晴らしい材料ではありますが真鍮の熱伝導性や鋳鉄の耐久性も焼印に使用する金属として重要な素材ですので状況や予算に応じて検討されてみてはいかがでしょうか?当ページだけではな「焼印の種類と特徴(直火式と電気式)」や「金属の特性と捺す素材、仕様との相性」その点につきましては遠慮なくメールやお電話にてお気軽にスタッフに相談頂けましたら一緒に考えさせていただきますのでご連絡お待ちしております。
尚、ステンレスの焼印製作につきましては当サイトのステンレス焼印コーナーは勿論最近では楽天市場支店でも随時注文を受けておりますのでご利用いただけましたら幸いです